失敗学

    
 
 

 クレジットカードを止めるにはどうすればいいか?
 自宅にも頼れず、こうなったらホントに、
 アメリカのVISAセンターしか手がかりはありません。
 Mと交替で何度も英語を聞き取り、操作しますが、
 やっぱ先へ進めません。

 絶望しながら、繰り返し同じ作業をしていると、
 どういうわけか、繋がりました。
 そして、日本語のおねえさんが出て来て、
 話を聞いてくれました。
 おねえさんは「それで、貴方の身体は大丈夫でしたか?」
 と言ってくれました。もう、泣く。日本語最高!

 そして、個人情報をあれこれ聞かれ、
 VISAカードは、めでたく停止できたのでした。
 帰国後に解ったことですが、すぐ切れてしまったのは、
 ベトナムの通信事情が悪く、向こうの音声は届くけど、
 こっちの信号が届いていなかったからです。
 英語指示の聞き違いではありませんでした。
 何回かトライすると、届くようです。
 とはいえ、20回はトライしましたぜ。ふう。

 こんだけ国際電話して、いったいいくらかかるんだ?
 と、不安でしたが、清算すると¥1,500でした。
 さすが、そこは社会主義物価ですね。

 帰国後、
 ハノイ在住のMの知り合いから来ていたメールを再読すると、
 < それと、スリが多いので、
  貴重品は持ち歩かないこと(子供たちのスリもいるよ)>
 と書いてある〜〜。
 ちゃんと読んでおけば良かった、と後悔しました。

 今回のスリ事件は、勉強になりました。
 今後、クレジットカードは番号を控えておきます。
 日本国内でも、なくすと慌てるので、
 カード会社の電話番号と共に、携帯に控えておきます。
 財布も、今みたいな長財布より、
 札入れと小銭入れと、別々の方がリスクが少ないでしょう。

 海外では、カバンを開けてすぐのところは、
 ガイドブックや化粧品を入れ、
 貴重品は、カバンの内ポケットに入れるようにします。
 となると、海外で持ち歩くショルダーバッグは、
 内ポケットが多くついている物がいいですね。
 ファスナーがついていたら、万全でしょう。

 あと、ショルダーバックは短くして前に。
 物売りが来たら、バッグに手を添えるようにします。
 くそ、もうスリにはあわないぞ!

           

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